リーガルテック社、不良債権取引の高度化に対応した「NPL VDR」を提供開始

担保評価・回収資料を安全に一元管理し、外部審査を効率化

リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平井智之)は、金融機関・サービサー・投資ファンドなど不良債権業務に携わる事業者向けに、機密性の高い文書を安全に共有・管理できる「NPL VDR」を提供開始した。不良債権市場の拡大と審査プロセスの高度化に伴い、担保評価、返済履歴、契約関連資料など複数組織が関与する文書授受が増加しています。リーガルテックVDRでは、これらの資料を安全に一元管理し、外部関係者との共同レビューを効率化する。

NPL VDR(不良債権特化型 VDR)
https://www.vdrs.jp/list/npl/

市場背景

日本の金融市場では、貸出増加や経営環境の変化に伴い、不良債権の管理・売却プロセスが一層複雑化しています。特に以下のような潮流が顕著です。

  • 金融庁による監督強化とリスク管理基準の厳格化
  • サービサーや投資ファンドの参入による市場の拡大
  • 担保評価や回収計画の外部レビューが一般化
  • AML・反社チェックなど外部審査の高度化
  • 債権譲渡・協議が複数金融機関にまたがる事例の増加

こうした状況にもかかわらず、実務では担保評価書、返済履歴、契約書面などがメールや共有ドライブに散在し、情報漏洩・誤送信・アクセス履歴不明といった課題が生じていました。
不良債権取引の透明性が求められる中、安全性と証跡管理を前提とした文書管理基盤が不可欠となっています。

課題

従来の不良債権業務では、以下の課題が発生していました。

  • 多数の資料が複数の媒体・担当者に散在
  • 外部専門家への資料提供で情報漏洩リスクが高い
  • 閲覧履歴が残らず、監査対応で説明責任を果たしづらい
  • 複数の金融機関・サービサー・投資家が関与し、バージョン管理が複雑化
  • 担保評価や回収状況のレビューに時間と手間がかかる
VDRが提供する価値・機能

NPL VDRは、不良債権取引の実務に最適化されたデータルームとして、以下の価値を提供します。

  • フォルダ単位の権限制御(閲覧制限、ダウンロード禁止、期限付き公開)
  • 閲覧ログ・証跡管理による監査対応の効率化
  • 担保評価書・契約書・返済履歴などの資料を安全に一元管理
  • サービサーや投資ファンドとの共同レビューを効率化
  • 大量資料を整然と管理できるデータルーム基盤
  • AIによる資料要約機能を提供し、案件の全体像を素早く把握可能
    (これにより、途中参加したメンバーも迅速にキャッチアップできます)
利用シーン
  1. 不良債権売却プロセスでの安全な資料提供
    投資ファンドやサービサーへの資料提供を段階的に制御し、担保評価書や返済履歴を安全に共有。
    アクセスログが自動記録され、透明性の高い取引が実現します。
  2. 担保評価・回収状況の外部専門家レビュー
    不動産鑑定士、弁護士、会計士などが参画する評価・回収レビューにおいて、ダウンロード禁止や期限付き公開を活用し、漏洩リスクを排除します。
  3. 金融機関間の債権譲渡・協議資料の一元管理
    シンジケートローンや共同債権協議における契約書、回収計画、評価資料などを一元化し、誰がどの資料を閲覧したかを明確化することで、透明な協議を可能にします。
導入メリット
  • 外部関係者との資料授受が安全かつ円滑に
  • 監査・審査対応のための証跡管理が自動化
  • 情報漏洩やバージョンずれのリスクを大幅に削減
  • 不良債権取引全体の透明性を向上
  • セキュリティ基盤の強化によりコンプライアンスを確保
  • レビュー・協議業務の効率向上
  • AI要約により案件全体を素早く理解でき、途中参加メンバーのキャッチアップも容易に

製品ページ:https://www.vdrs.jp/

会社概要
  • 会社名:リーガルテック株式会社
  • 設立:2021年3月
  • 資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
  • 代表取締役 CEO:平井 智之
  • 所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
  • ホームページ:https://www.legaltech.co.jp/
  • 事業概要:
    • 特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」
    •  知の資産化ナレッジベース「IPGenius」
    • 秘密情報の共有データルーム「リーガルテックVDR」